
みなさん、「パグ」って犬、ご存じですか?
そうそう、あの 鼻がぺちゃんこで、目がまんまる、しわしわ顔のあの子。
街で見かけると「なんか…人っぽい」「赤ちゃんみたい」「いや、宇宙人じゃない?」などとざわつく、不思議な魅力を持つ犬です。
でも、初めて見る方の多くがこう思うんです。
「これってブルドッグの子ども?」
はい、違います。
パグは立派に独立した犬種で、ブルドッグの縮小版でも、子ども時代の姿でもありません。
(ただ、あまりにユーモラスな見た目から、そう思われがちなのは事実です。)
パグのルーツをちょっとだけ
パグの歴史は実はめちゃくちゃ古くて、中国の皇帝の時代までさかのぼります。
宮廷で「小さいけど気品あふれる愛玩犬」として大切にされ、シルクロードを渡ってヨーロッパへ。
そこで王侯貴族にも寵愛されて、肖像画に登場するほどの人気者になりました。
「ちょっとユルい顔してるのに王様の犬」。
このギャップがまたパグっぽいですよね。

パグの特徴は?
- しわしわの顔 → 表情が豊かすぎて「今日はご機嫌ナナメ?」と聞きたくなる。
- まんまるの目 → じっと見つめられると、なんでも差し出したくなる魔力あり。
- ぺちゃんこの鼻 → いびきはデフォルト。寝息が「ブーブー」「グーグー」で癒されます。
- 寸胴ボディ+くるんと巻いたしっぽ → 後ろ姿がチャーミングで、つい動画に撮りたくなる。
つまり、「人間味が強い犬」。
気づけば家族の一員どころか「ソファの真ん中はパグ様専用」なんて家も少なくありません。
性格はどうなの?
とにかく明るく、人懐っこい。
ちょっとドジで、ちょっと甘えん坊。
人間と一緒にいるのが大好きだから、どこにでもついてきます。
「犬を飼うのは初めて」という人にもおすすめされやすい犬種ですが、実は 暑さや寒さに弱い 繊細な面もあるので、油断は禁物。
このあたりはまた別の記事で詳しくお伝えしますね。
まとめ:パグは「ブルドッグの子」ではなく「唯一無二の癒し犬」
パグはブルドッグの子どもではなく、何千年も愛され続けてきた立派な犬種です。
見た目はちょっと変わっているけれど、一度知れば「愛嬌のかたまり」だと分かります。
パグ好きにとっては常識でも、初めて触れる方にとっては「へえ!」の連続。
この「パグらぼ」では、そんなパグの魅力をどんどん深掘りしていきます。

👉 次回は、「パグがかかりやすい病気って?」「あの鼻、だいじょうぶなの?」といった気になるポイントを解説予定です。

コメント