前回は「パグってブルドッグの子どもじゃないの?」という疑問を解説しました。
今回は、飼い主さんやこれからパグを迎えたい人が一番気になるテーマ――パグの病気と鼻の健康についてお話しします。
目次
🐽 パグの鼻は短い!呼吸に注意が必要

パグは「短頭種」と呼ばれる犬種で、鼻がとても短いのが特徴です。
そのため「パグの鼻は大丈夫なの?」「苦しくないの?」と心配されることが多いのですが、実際に呼吸器系のトラブルは起こりやすいです。
- 鼻の穴が小さい
- 喉の奥の軟口蓋が長く、気道をふさぎがち
- 気管も細め
この構造から、いびきやブーブー音はパグあるある。
「パグ 鼻」で検索する人が多いのも納得ですね。
🩺 パグがかかりやすい病気

では具体的に、パグがかかりやすい病気を見てみましょう。
1. 呼吸器系の病気
- 短頭種気道症候群(呼吸がしづらい体質そのもの)
- 熱中症(特に夏は命に関わる危険も!)
2. 目の病気
- 目が大きく飛び出ているため傷つきやすい
- 乾燥や結膜炎、角膜潰瘍なども多い
3. 皮膚の病気
- 顔のしわに汚れが溜まり、皮膚炎を起こす
- アレルギー体質によるかゆみ・赤みもよく見られる
4. 肥満によるトラブル
- 食欲が旺盛で太りやすい
- 肥満は心臓・呼吸器・関節に大きな負担をかける
🌞 パグの病気を予防するための飼い方

- 暑さ対策:真夏の日中散歩は絶対NG。エアコン必須
- しわのお手入れ:顔のしわは毎日拭いて清潔に
- 体重管理:ごはんは「ちょっと少なめ」を意識
- 目の観察:目をしょぼしょぼさせていたらすぐ病院へ
こうした日々の工夫で、パグがかかりやすい病気をかなり防ぐことができます。
👨⚕️ 獣医さんに多い質問:「パグの鼻」と「病気」について
実際、獣医さんがよく受ける質問は…
- 「パグの鼻からいびきがすごいけど病気ですか?」
- 「散歩中に息が荒くて心配です」
多くの場合は「パグらしい呼吸音」として問題ないケースが多いですが、**呼吸困難やチアノーゼ(舌が紫色)**は緊急事態!
すぐに病院へ行きましょう。

まとめ:パグの鼻はチャームポイント、でも病気予防は大切
「パグ 病気」と検索するとたくさん情報が出てきますが、実際に多いのは呼吸・目・皮膚・肥満のトラブルです。
つまりパグは 鼻や呼吸に弱点があるけれど、正しいケアをすれば長生きできる犬種。
- パグの鼻 → 個性&チャームポイント
- パグがかかりやすい病気 → 予防と早めの対処が大事
この2つを押さえておけば安心して暮らせますよ。

👉 次回は「パグの性格ってどんな感じ?甘えん坊?頑固?」をテーマに解説します。

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